

PROJECT TITLE
基幹システム再構築に向けた「システム調査及び新システム化構想」コンサルティング!
職種
ITコンサルタント Y.Y
入社年
2024年 年
学科/専攻
経営工学科
開発領域
ITコンサルティング/プロジェクトマネージャー
開発規模
7ヵ月年

基幹システム再構築プロジェクト:成功への道のりと今後の展望
お客様では、かなり昔に構築した基幹システムの保守(機能拡張、顧客要望対応等)が思う様に出来なくなってきた課題を抱えていて、基幹システムの再構築を検討していたが、検討要素が多く、どのように進めるべきか悩んでおられた。
前年度にホールディングスがコンサルで入っていたので、その作成物等を参考にしながら、お客様の業界課題・組織課題・IT課題等の課題仮説をいくつか作成し、そこから解決策仮説を考え抜いて、お客様にベストと思われる解決策を元にプロジェクト提案書を作成。
お客様の社長に提案書のプレゼンを実施したところ、提案打合せ終了時、「こういう提案を我々は待っていました。」と言われ、そこから一気に契約への流れになり、実施内容や期間、体制、費用等を具体化してプロジェクト開始になりました。



プロジェクトを通して得た信頼と課題解決の取り組み
プロジェクトを通して、お客様の信頼を得る事に注力していました。その為には、お客様の考えている事の常に一歩以上先を準備し、お客様を常にリードし安心感を持って貰う様にしました。メンバーが「お客様に言われた事を達成する」迄をゴールにする傾向があるので、お客様の一歩先になかなか進めない事で、その部分を常にカバーする事になりました。多くのベンダーさんに声を掛け、お客様の基幹システム再構築に向けた提案を作成してもらう事が必要になりましたが、セレテクの知名度はまだ高くないので、それらのベンダーに本気で提案してもらう様にするのが最初難しかった事です。
最初の課題では、メンバーは当初対面で打合せに参加していましたが、途中からWeb会議に切り替え、基幹システムの分析に注力しました。その結果、価値ある提言や資料作成が増え、お客様からの信頼が向上しました。次の課題では、ベンダーの上位役職者に直接依頼し、最善の提案を実現しました。



プロジェクト成功と未来への期待
プロジェクトは成功燐に終わり、最終報公会ではお客様から感謝の言葉をいろいろ頂きました。
主なものは、「基幹システムが思う様に保守できなくなってきた課題をどうするか長く悩んでいたが、その解決に道筋がついた事への感謝」。また、「一緒に我々に寄り添ってプロジェクトを円滑に進めてくれた事への感謝」等がありました。
実務的には、基幹システム再構築の方式と担当ベンダーも決まり、来年度から再構築プロジェクトを開始する流れが出来ました。
セレテクは、従来、お客様先への技術者派遣が多いのですが、今回、お客様へITコンサルプロジェクトを提案し、やりきる事を経験したメンバーが出てきたので、その経験で他のプロジェクトでも成果を出してくれると思います。
また、今回連携したいくつかのITベンダーとは、今後も連携出来る関係性が構築出来たので、今後の関係発展が期待されます。



キャリアチェンジと中小企業への挑戦
従来は、大企業に所属し、大企業向けのシステム構築やITコンサル等を行ってきましたが、年齢を重ね定年になったのでキャリアチェンジを行いました。また、個人的には、中小企業診断士の資格も随分前に取得したこともあり、中小企業向けの仕事もしてみたいと思っており、今回、実施する事ができました。
中小企業では、大企業と比べ、費用面や人材面で制約が多くある事は想定していましたが、実際に中小企業にITコンサルをしてみると様々な制約と可能性があり、更に中小企業ならではの学ぶべきことや気づきが多くありました。
今後も、日本を支えている中小企業を出来る限り支援していきたいと思います。また、周りのセレテクメンバーの成長も助けていきたいと思います。




