

PROJECT TITLE
わずかなミスが命取り!?自動車部品ソフト設計を初挑戦
職種
組込制御エンジニア 組込制御エンジニア Y.N
入社年
2023年
学科/専攻
英語学科
開発領域
自動車ソフトウェア開発/モデリングおよびテスト

モデリングソフトの知識を活かし、ソフトウェア開発に挑戦!
元々Matlab/Simulinkを使用してモデルを作成していた経験から、モデルからソフトを作ることがある今回のプロジェクトにアサインされました。前職ではおもにシミュレーションを担当しており、ソフトウェア開発を直接経験する機会はありませんでした。しかし、前職で同じグループだったソフト開発部隊の作業を間近で見る機会もあり、自然とソフトウェア開発の重要性とその魅力を感じるように。今回のプロジェクトでは、興味を感じていた技術だったうえ、Matlab/Simulinkの知識を活かしつつソフトウェア開発に挑戦する機会が得られるということで挑戦させていただきました。



些細なミスも見逃せないソフトウェア開発の難しさを痛感
私が担当したのは、Matlab/Simulinkを用いた自動車ステアリング関係のソフトウェア開発およびテスト。このプロジェクトを進める中で、いくつかの壁に直面しました。特に感じたのは、ソフトウェア業界の細かさです。モデルから自動生成されるコードでも、細部にわたる検証や修正が必要で、微細なエラーが大きな問題に発展することがあります。例えば、わずかなパラメータの設定ミスやモジュール間のデータのやり取りにおける不整合などが挙げられます。これらを見逃さずに対応するためには、常に集中力を保ち、細部に目を向ける姿勢が求められました。コードレビューでは思いもしなかった角度からの指摘などで自分が「コレでOK」と思ったものでも全然足りていないことが多く、ソフト開発の難しさを身に染みて感じました。



チェックを細分化し、発生する課題をブレイク!
ソフトウェア業界の細かさという壁に直面した際、まずは細部にわたる検証作業の重要性を再認識しました。各パラメータやモジュール間のデータのやり取りを丁寧に確認し、エラーを早期に発見・修正するためのチェックリストを作成しました。特に、モデルから自動生成されたコードを見直し、予期せぬエラーを防ぐための確認を行いました。さらに、上司や同僚と積極的にコミュニケーションを取り、問題解決のためのアドバイスやベストプラクティスを求めました。週三回の定期的なミーティングを通じて情報共有を行い、問題解決のスピードを向上させることができました。それ以外にも不明点があればなるべく早く上司に確認し、わからないことを分からないまま進めることがないようにしてきました。このようにして、細部に目を向けることで発生する課題に対して、解決策を見出すことができました



目標達成における、コミュニケーションの重要性を再認識
今回のプロジェクトに携わってまだ日が浅く、またプロジェクトとしても完了までは行っていないのですが、各フェーズでは大きな問題もなく進められています。それは、日々の進捗確認会などによって問題の早期発見ができているからだと感じています。コミュニケーションの重要性を再認識しました。量産系のプロジェクトなので失敗は特に許されず、失敗=リコールに繋がってしまいかねない重要な仕事なので、引き続きプロジェクトメンバーと密なコミュニケーションを欠かすことなく、失敗がないように遂行していきたいです。




